このブログでは子育てのことだけでなく、子育てに役立つものや、私のお気に入りのものも紹介しています。
ときどきキッチンエイド(Kitchenaid)のスタンドミキサーが度々登場しますが、これはアメリカのお料理番組や、キッチンのおしゃれインテリアのInstagramなんかにも良く登場するものです。
なので、私もずーっと憧れていたんですが、場所もある程度取るものですし、どのくらい使うものなのかと自分でも迷いがあってなかなか決められませんでした。
でも、子どもが3歳になってだいぶお手伝いをしてくれるようになり、一緒にお料理をすることが増えたこともあって、食育もしたいし…と、重い腰をあげました。
でも、選ぶための情報が少なく、お恥ずかしながら、本命の機種に巡り合えるまでに何度も購入&返品するという事態に陥りまして…
前回のキッチンエイドの生地で5回購入した、と書きましたが実際の購入回数はなんと6回でした(爆)
そんなわけで、今日は実体験をもとに、使用目的に合わせてどのように機種を選べば良いか、まとめました。
どんな経験も無駄にしないぞ!という気概を持って記事にします(笑)
Sponsored Linkキッチンエイドのスタンドミキサーのオススメ機種と選び方
まず、アメリカで売られている家庭用のキッチンエイドのスタンドミキサーにはどんな機種があるのでしょうか?(日本で入手するには正規代理店から購入、または並行輸入品を購入、または個人で代理店に依頼して海外通販ということになります)
2017年の現時点で売られているキッチンエイドのスタンドミキサー
- 3.5 Qt Artisan Mini
- 4.5 Qt Classic
- 5.0 Qt Artisan
- 5.0 Qt Artisan Design Series
- 6.0 Qt Pro 600 Series
- 6.0 Qt Pro 6500 Series
- 7.0 Qt Pro Line
このうち、大きさや音の面から考えて、一般家庭に置けるのは6qtまでだと判断しました。
そして、3と⒋、5と6は付属のボウルがステンレスかガラスか、あとは外観のデザインが少しだけ異なるだけなので、機能としてはほぼ同じ商品と捉えて良いです。
そして2のクラッシックは最近はArtisanに取って替わられ、お店でもほとんど見かけなくなっています。
ですので、この記事ではArtisan Mini、Artisan、Proの3シリーズを比較検討していきます。
最初に選んだのはスタイリッシュな3.5 Qt Artisan Mini
これはですね、完全に私の勘違いで買ってしまいました。
結論から言うと、この3.5Qtのオシャレなスタンドミキサーはパンを頻繁に焼く人には向いていません。
スタイリッシュなので、Williams Sonomaに行ったときこれがいちばんに目に飛び込んで来ました。それに場所もとらないのが有難い、と。
でも、これ、とっても素敵だと思ったのですが、パワーが250、容量も3.5Qtということで、パン焼きを頻繁にする私には少し不足していました😢
お菓子をときどき作るだけ、という方にはこれがぴったりです。
最新機種だけあって、洗練されたデザインになっていますし、コンパクトなので置き場所にも困りません。
でも私には小さすぎました… 残念!
次に選んだ5.0 Qt Artisan Design Seriesはオシャレな方に
キッチンエイドのスタンドミキサーをインテリアの一部として考えている方には、このArtisan Design Seriesが最適だと思います。
置くと目立つので、外観の良さは大事です。
ガラスボウルで、正面から見た姿も美しく、パワーも325W、容量も5Qtあるので、何でも作れてしまいます!
ですが、Amazonから到着した商品のガラスボウルを見て愕然…
使っていないのに、もうヒビが入っている!!!
ごめんなさい、でも、即返品です。
そして、この出来事で「ガラスボウルの扱いに気を使うのが大変だな〜」と感じてしまったのです。使っているうちにヒビが入ったりする様子が目に浮かんでしまい頭から離れず…(笑)
とはいえ、ステンレスボウルを買い足すこともできるので、この美しさに一目惚れ!という方を止めることはしません。
自分が一番好きなデザインにしないと後悔しますから!好きなものを買ってください!
いちばん無難で、何でもこなせるのが5.0 Qt Artisan Series
ちょっとヤケになりながら「私のようなガサツな人間には丈夫なのが一番よ!」と次に選んだのが、オーソドックスな5.0 Qt Artisan Series。
ハイセンスなものばかり狙うのではなく、身の丈に合わせて選ぼうじゃありませんか。
20年くらい前からデザインが変わっていない、これがこのキッチンエイドのスタンドミキサーの基本形といっても過言ではないという、スタンダードな製品です。
カラーも20種類くらいあって、本当にどの色も可愛いかったり、個性的で、古き良きアメリカを思わせてくれます。
アメリカらしくていいじゃない!と自分に言い聞かせながら、購入しました。
ところが、ここでアメリカ製品を買うということがどんなことなのか、思い知らされました。
アタッチメントをつけるところにバネが付いていなかったんです!不良品が来ちゃった!
そしてボディーにも傷が… というわけで敢え無くまたもや返品。
Amazonで頼んだので、返品すること自体は大変では無いんですが、
もう一台同じものを別の通販のお店でお願いしたら、今度は、Kitchenaidと書いてあるエンブレムの真下のところのパーツがずれてくっついていました。。
ちょっと、キッチンエイドさん、作りが大雑把すぎやしないかい⁉︎
というわけで、また返品。
ここで私の考察なんですが、Amazonや通販で値引きされている商品は、こういった傷物や欠陥のある商品が紛れこみやすいのではないかと。
たぶんですが、大雑把な人が多いので多少の傷なんかはアメリカだと許容してくれるお客さんも多いのかもしれません。
キッチンエイドに電話して説明してみたら、電話口の方は傷やパーツのズレは問題では無いと言い張るんです。「動くんでしょ?」って。
そういう認識なんですね… 話がかみ合わないわけです。
でも… やっぱりせっかく買うのだから、心から納得できるものを書いたい!
ということで、ちょっとうんざりしてきたので、以後は、ショップで現物を見てチェックしてから購入することにしました。
アメリカ国内でおすすめのお店はWilliams SonomaとSur La Table
この2つのお店は、何か問題があったときでも、きちんと対応してくれます。
自宅から一番近いSur La Tableで、中身を確認して、もう一台購入!
そして、今度こそ!!と毎日ニコニコで5.0 Qt Artisan Seriesを使い始めたのでした💕
が…、
パスタとパンを立て続けに作ったら、プロ600シリーズが欲しくなった
5.0 Qt Artisan Seriesがあまりにも良くて、毎日の料理が楽しくて、クッキーからシフォンケーキ、ベーグルや食パンなど次々と作るようになりました。
そして、パスタアタッチメントを購入!
これによって、結構、硬めの生地をこねる回数がぐんと増えてしまったのです。
そしてある日…
ゴンゴンゴンゴンゴン!!!!!
明らかに何かがおかしい!というような大きな音がしたと思ったら、チルトヘッド(頭が持ち上がる)の根元の部分の留め具になっている棒が外れていました。
ここの部分って、ただ棒が差し込んであるだけなの⁉︎
もう、びっくりしすぎて、言葉になりません(笑)
差し込んだらまた元どおり使えるようになりました…が、アメリカ製品への信頼度がますます下がってしまいました💦
そしてこの出来事は、そのときすでにパスタやラーメン作りにハマっていた我が家のメンバーにとっては、Artisan Seriesではちょっと心配だね…と思う原因になってしまいました。
たぶん普通にパン捏ねとお菓子作りだけなら、このままでいいや、と思ったはずなんですが…。
ただ、これが、このキッチンエイドの良さなのかもしれないな〜とも感じました。
5.0 Qt Artisan Seriesはパンも麺も500〜600gくらいの粉量までは余裕で捏ねられます。
その様子をよくよく観察して見ると、ときどきスピードが遅くなったり、生地がフックに絡まったりしながら色々な動きをしていて、機械的過ぎないと言いますか、良い感じの捏ね方をしてくれるんです。
生地が絡まって上の方に上がってくるのはいただけませんが、なんとなくすべての動きが、機械のくせにちょっと人間味があって憎めないんですよ〜。
購入したSur La Tableにレシートと商品を持って行き、事情を説明したところ、使ったものでも60日以内なら返品していいですよ、とのことで、快く引き取ってくださいました。
なんて親切なんでしょう!!!
当然、次の商品も同じお店で購入することにしました。
最終的にキッチンエイド プロ600シリーズを選んだ理由
そして、今我が家にあるのはこの機種です!
このプロ600が来て、初めて使ったときの感動と言ったら… 目がまんまるくなるほどの驚きと喜びがありましたよ!
これは今までの機種とは別格です。プロと謳うだけのことはあります。
まずはすべての動きに余裕があります。パワーが590Wもあるので、何をどんな材料の配分で作ってもラクラク混ぜてくれます。
うどんもラーメンもパスタも、ハード系のパンもガンガン作れます。ドゥーフックがスパイラル状になっていて、生地が絡んでねじれ上がってくることもありません。
モーターの部分にファンが付いていて、本体が熱くならないよう工夫されています。これなら何回でも続けて回せます。
6Qtのボウルは直径が少し大きく、深さはArtisan Seriesのものより浅いので、作業がしやすいです。容量があるので、上から粉が飛び散ることもほぼありません。飛び散り防止用のカバーも付いていますしね!
そして、Artisan Seriesでは、スピードがstir, 2, 4, 6, 8, 10の6段階だったのですが、プロシリーズは目盛りは同じなのですが、2と4の間にもつまみが止まるようになっていて10段階のスピード調整が可能です。
正直言って、おもちゃか本物か、軽自動車かスポーツカーかくらいの違いです…
大げさかもしれませんが、でも、本当に使い比べてみるとそのくらいの差があり、迷いは一瞬で吹き飛びました。
サイズももちろん大きいですし、モーター音は少し気になりますが、昼間に使用すれば大丈夫!
というわけで、我が家の用途では、このプロシリーズが最適ということになりました。
購入→返品、購入→返品、の繰り返しで疲れましたが、最終的に納得のいく買い物ができ、毎日の料理もハッピーな気持ちでできているので、一件落着です。
キッチンエイドのオススメ機種、選び方のまとめ
お菓子作りがメインの方
- 3.5 Qt Artisan Mini スタイリッシュで、コンパクト
- 4.5 Qt Classic ちょっと古い型だが安く手に入る
- 5.0 Qt Artisan オーソドックス、カラーが豊富、ひととおり何でもできる
- 5.0 Qt Artisan Design Series おしゃれで、かつ、ひととおり何でもできる
パンも焼くし、お菓子も作るという方
- 5.0 Qt Artisan オーソドックス、カラーが豊富、ひととおり何でもできる
- 5.0 Qt Artisan Design Series おしゃれで、かつ、ひととおり何でもできる
上の二つはドゥーフックに生地が絡まるが、ときどき止めて直してあげれば良い
- 6.0 Qt Pro 600 Series
- 6.0 Qt Pro 6500 Series
何も心配せずに、パンや麺類もどんどん作りたい方にはこの2つがオススメ
パスタやハード系のパンも頻繁に作る、一日に何度も使いたいという方
- 6.0 Qt Pro 600 Series
- 6.0 Qt Pro 6500 Series
- 7.0 Qt Pro Line
上の3つがあればほぼ無敵です!
みなさんそれぞれのライフスタイルに合ったスタンドミキサーと出会えますように✨
おまけ:楽しいオプション選び
この平面ビーターがあると、餃子やハンバーグをこねる時にボウルにくっついたお肉を上手にすくい取って混ぜてくれて、便利です。
機種によってサイズが違ってくるので、注意してくださいね。
5.0 Qt ArtisanとArtisan Design Series用
アイスクリームのアタッチメントも、楽しいですよ!子どもも大喜び🎵
キッチンエイドを日本の正規代理店で購入
日本の正規代理店さんはFMIさんです。
キッチンエイドを海外通販で個人輸入
日本語で海外サイトからのお買い物を助けていただけます。
Amazon USの商品も買えるので、アタッチメントもほぼ何でも入手できますよ🍀