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年少からの通信教育8社を比較検討!楽しく取り組め、親の先入観でリミットをかけない選択肢は?

我が子は、年少になる段階でこどもちゃれんじを退会することにしました。

私の育児方針のど真ん中には常に「楽しみながら」というのがあるのですが、教材が本人のやりたいこととフィットしなくなったというのがその理由でした。

退会までの経緯はこちら↓

2~3歳の幼児の通信教育はどれが良い? ポピーとこどもちゃれんじを比較検討。効果的だった時期とその成果は?

2016.11.02

学ぶことが好きな子になるように赤ちゃんの頃からちょこちょこと布石を敷いて来たのですから、親としては喜ぶべき事態ではあるのですが・・・

それって、つまり、親は今後も『ちょっと頑張ればできることにチャレンジして、できるようになった瞬間が嬉しくてたまらない』という状態を、当面、準備し続ける必要があるということなんですよね(笑)

おそらく小学校高学年になる頃には教材や勉強の方法も自分で決めてくれるようになると予測しているのですが、それまでは、やはり親の手腕が問われるところです😅

そういう視点で、色々な通信教育の資料を取り寄せて、比較検討した結果と私の考えをまとめます。

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年少から受講できる通信教育8社を比較検討!

①ポピー (新学社) 3~4歳・年少児用「ポピっこ・きいどり」

  • 12ページほどの無料サンプルを送ってもらえます。問題数は6問。シールを貼ったりするのが好きな子向き。野菜や果物の名前、鉛筆やクレヨンで線を繋いでいくワークなどがあり、継続して行けば身につきそう。アドバイスが付いているのも嬉しい。また余計なおもちゃが無いのも有難い。
  • 費用:980円/月

2歳~年長さんまで対応の家庭学習教材【月刊ポピー】。今なら無料見本プレゼント

②ドラゼミ (小学館) ぷちドラゼミコース(海外対応あり)

  • 1週間分の無料サンプルを送ってもらえます。ドラえもんが随所に出てくるので、子どももテンションがアップします!「百ます計算」の陰山英男先生が監修しているということと、個別担任制で添削が付いているところがポイント高しです。
  • 費用:1,674円(12か月一括払い)、1858円(6か月一括払い)、1998円(/月)

無料サンプル請求はこちらから↓

③すてっぷ (がんばる舎) すてっぷ3

  • ウェブサイト内に無料教材サンプルがPDF形式のファイルで置いてあります。ダウンロードすればだいたいの内容についてはそこで確認できます。イラストや付録が無いので1か月680円と格安。1日20分のシンプルな勉強法を謳っています。
  • 費用:680円/月

④Z会 (Z-KAI) 幼児コース (海外対応あり)

  • 他社よりも少し高いのですが、やはり中高生のコースに実績があります。未就学児用のコースでさえも、小学校の入学に向けてのプランがしっかり示されていて、安心です。目先の学力ではなく、後伸び力を育てるというコンセプトにも共感できます。
  • 費用:年少1,810円(1ヶ月あたり・年間一括払い)、年中&年長2,365円(1ヶ月あたり・年間一括払い)
Z会の無料サンプルと資料請求はこちら

⑥こどもちゃれんじ(ベネッセ) ほっぷ すてっぷ (海外対応あり)

  • 年齢別に体験セットも力が入っています。どちらかというと知育よりも生活習慣を身につけることに重点を置きたい方向けです。エデュトイという付録のおもちゃが充実しています。
  • 費用:年少1,697円(1ヶ月あたり・年間一括払い)、年中&年長1,944円(1ヶ月あたり・年間一括払い)
★お子様の成長に合わせて学べる!こどもちゃれんじ

⑦キンダーブック(フレーベル) キンダーブック2、3、4

  • 無料サンプルはありません。お友達に見せていただいたところ、サイエンス分野(自然の生き物の観察など)が充実しています。友達の気持ちになって考える、的な読み物などもついています。安いので他の教材と併用しやすいところも◯
  • 費用:430円/月  年間5320円(送料込み)

⑧いちぶんのいち

  • ウェブサイト内に置いてあります。付録などの無駄を省き、本当に必要なものだけを届けてくれます。最初のプリントが届いてから、1週間思案できるシステムも、良心的です。
  • 費用:615円/月

その他、くもんや七田式の通信教育もありますね!

幼児教室のメリット・デメリットに悩む方へ。我が家が七田式を選んだ理由、効果、オススメ教材など

2016.11.14

いずれの教材も、年少の教材は、運筆練習やひらがなを読めるようにすること、基本的な生活週間や、身の回りの動物や自然について、アクティビティーも親子で取り組もうといった感じの内容です。

そこで、結局、この問題に直面します・・・既に自分でひらがな・カタカナが読め、100まで意味を理解して数えている子には、何を用意してやるのが良いのでしょうか?

楽しく取り組め、親の先入観でリミットをかけない選択肢は?

私は決して何でも早ければ良いと思っているわけではないのです。そういったことは、これまでも何度も書いてきました。

でも、本人の「新しいことをどんどんやりたい、前に進みたい」という気持ちがものすごく強い場合に、その想いを無理に封じ込めるようなこともしたくないというのが親心です。

ひらがな・カタカナの読める3歳児、4歳児はイマドキそう珍しくは無いと思いますし、文字など小学生にでもなれば誰だって書けるようになるのですから、何の自慢にもなりません。そして、先を急ぐ必要も無い(そして、焦る必要も無い)と思っています。

ただ、一度ひらがな・カタカナが読めるようになると身の回りのあらゆるものから情報を得られるので、ものすごいスピードで語彙や知識が増えていきます。そういったアドバンテージを味方につけると、本人の自信にもなります。

これは知能の面だけではなく、あらゆることにもプラスに働き、例えば、ピアノのワークブックなども、一人で問題文をどんどん読み、あっという間に進めて行くことができちゃいます。

本人も自分でそれがわかるので “楽しくて仕方が無い”といった感じで、様々なことに前向きに取り組んでくれる姿は見ていてこちらも気持ちが良いものです。

 

年齢や学年にこだわって教材を与える場合のメリット&デメリット

 

1学年上の教材を申し込んだ場合のメリット&デメリット

 

迷ったときは、自分のポリシーに戻って考える!親も自分を信じること

今回は本人の「学ぶことが好き」という気持ちを潰さないことを選択することにしました。生活習慣、情緒、手指の運動スキルなどは、家庭生活やその他で補うよう心がける方向で考えていくつもりです。

結局、親が『このくらいできていればいいだろう』と学年相応のスキルと比べて慢心してしまうことや、周りの子たちに合わせるために本人のやりたい気持ちを我慢させリミットをかけるというのは、あまり良いことだとは思えませんでした。

そこで、1学年上の通信教育を申し込むことにしたのです。

まずは自分たちの考えを信じてみて、そして、合わないようであれば戻せばいいよね、と。いつだって軌道修正はできるはずです。

そして、上のような色々なサンプルを集め、中身を子どもと一緒に見た上で、最終的にはZ会に入会することに決めました。

 

3〜4歳で既に学ぶことが好きな子どもは、自ら高みを目指していくようになる可能性が高い

学ぶ楽しさをこの時点で知っている子たちは、この先もぐんぐん伸びていくことでしょう。いつか本人がやりたいことを見つけたとき、学力や考える力は、決して邪魔にはなりません。

この先の目標としては、小学校に入る頃に、この手のプリントをすることが「朝メシ前!」とか「ちょっとしたゲーム」くらいの心のハードルの高さになると良いと思っています。

内容を軽んじているわけではありませんが、プリントに取り掛かるということを、本人にとって負担の少ないことにしてしまいたいのです。

つまり、やろうと思った時に、すぐ取り掛かり、終えられるモノの部類に入れてしまいたいのです。歯磨きとか、靴を揃えることと同じくらいな感じに。

そうなってしまえば、それ以外に、もっと頭を使って考えるべきことや、読書や趣味、その他本人のやりたいことにどんどん時間を使えるようになるからです。

小学校中学年くらいまでの時期に、遊びも含めやりたいことを思い切りやったり、自分の力で考えて失敗しながら試行錯誤を繰り返したり、好きな本や音楽、アートに没頭したりすることって、人生を豊かにするためにものすごく重要なのではないでしょうか?

ということを考えると、年少〜年長というのは、本人の『これが自分にとっては当たり前』という基準がそろそろ定まってくる、結構大事な時期なんですよね。

 

オススメは、後伸び力をつけてくれるZ会

じつはドラゼミやいちぶんのいちも良さそうで迷ったのですが、キャラクターのイラストにモチベーションを高めてもらうのではなく、自分の中から湧き出るやる気がある子になって欲しいという希望と、あとは実績とプリントの内容を見て決めました。

高校時代、東大・京大・国立医学部を受験した友達はかなりの割合でZ会をやっていませんでしたか?

みんな家でこっそりやっていますよね・・・(笑)ほとんどの人は、もともと賢い上に努力してきた人ばかりです。影勉だってむやみやたらにやっても意味がありませんから、内容は要吟味です!

Z会の無料サンプルと資料請求はこちら

中高生向けの教材の内容は難易度が高いので無理・・・と思いがちなZ会ですが、資料を取り寄せてみると、幼児向けの教材はイラストや写真も多く、しかも自分で考えさせるようなコンテンツになっていることがわかります。

年少用のおためし教材には、バナナを皮ごと焼くとどうなるか、とか洗濯バサミを使って遊ぶヒント等が載っていました。こういったテーマであれば身近にあるものを使ってすぐにできそうですし、ちょっとした実験ぽい内容なら、理系のパパも楽しくやってくれそうな感じがします。

幼児コースから1年先取りを始め、中学受験の塾に入るまでそれを継続していれば、中受の塾の入塾試験などもバッチリでしょう。余裕を持って良いスタートが切れそうですね。

Z会の教材は量がそう多くはないので他社の教材と2つを受講したりも十分可能ですし、受講する学年は月齢と同じにして学力面に関しては七田式のプリントなどを併用するという方法も大いにアリだと思います!

 

通信教育の先に、何を目標とするのか?

自分の子にとって何が『幸せ』なのか、というのは親ならば誰でも考えたことがあるでしょう。答えははっきりと出なくとも、本人の望むような人生を選べる自由を与えてあげられたら、と思っている人は多いはずです。

お子さんは10年後、どんな高みを目指しているえしょうか?

最終的には子どもが自ら選ぶことですけれども、それでも、なんとなく様々なタイプのプランをイメージしておくことは大切です。

中学受験を考えているのなら、少しずつ積み上げて準備をしていく必要があります。そうでなくても、高校受験や大学受験がいずれ待っています。もちろん、留学、という選択肢もあるでしょう。

留学で思い出したのですが、国際社会はとてもコンペティティブです。海外では特に、競争というものを無視することは不可能に近いですよね。日本のような年功序列的なシステムもありません。

日本にいながら競争に負けないスキルやメンタルの強さを持った子に育てるのは、やはり少し大変です。親サイドが『日本の普通』のやり方や自分が育った頃の価値観に照準を合わせてしまっていると、正直、厳しいものがあると思います。親も外の世界を知り、ある程度の覚悟をして取り組む必要があるでしょう。

いざお子さんの目標が決まったときに、学力はあっても英語が…とか、メンタルが…とか、親の経済力が…となってしまうと、そこでふるい落とされてしまうかもしれません。ふるい落とされる要素は一つでも少ない方が、遠くまで羽ばたくことができるでしょう。

未就学児の期間はとても大切な準備期間です。ぜひ、気になる教材は無料の資料請求をして、ご自分の目で確かめ、選んでくださいね!

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