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3歳以下でもできる、勉強を得意にするための素地作りと遊びながら手先を器用にする方法

子どもには心身ともに健康でいてほしい、その上で、勉強が得意な子になって欲しい、または、勉強で困ることがないようにしたい、そう考えている親御さんは世の中にたくさんいるのではないかと思います。

そして、願わくば大学受験の頃には、高い学力や、自分の課題を自問し、自ら調べ、深い思考力や洞察力、実行力、コミュニケーション力を持って乗り越える力を身につけて欲しいと期待しているのではないでしょうか?

みなさん、あえて口に出さないまでも、それまでに親として何をしていけば良いか悩み、考えていることでしょう。

一方で、「幼い子どもに無理強いをしたくない」という想いもしごく真っ当であると思います。

私は子どもの心の健康と知育の関係をこんな風に考えています。

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2016.11.12

今日は、子どもが1歳くらいの頃から「我が子と一緒に、遊ぶように、楽しく、将来の学習の素地を作るための方法はないだろうか?」と考え、実践してきたことをご紹介します。

子どもの好奇心をどんどん高め才能を開花させるには、楽しませることからスタートするのがいちばん。

我が家では早期教育をしていますが、決して無理強いをしないと決めています。

まずは我が家での取り組みを、年齢別にまとめてみます。

  0歳 1歳 2歳 3歳
日本語の読み聞かせ        
音楽のMommy&Me      卒業  
英語のプリスクール        
幼児教室(しちだ式)        
こどもちゃれんじ    ぷち  ぽけっと  退会
ブロック遊び、パズル        
運筆練習、お絵描き、はさみ&のり        
アート&ダンス、ヨガ      
ピアノ&ソルフェージュ      
英語の読み聞かせ      
日本語・英語の音読      
ABC&ひらがなの練習      
フォニックス      

この表のターコイズ色の部分は、家庭で取り組んでいるものです。ほぼ、遊んでいるような感じではありますが、母親が教えて来ました。

アートやダンスに関しては、美術館やコンサート巡りをして、本物に触れるということを心がけています。絵の具も、大人が使うものを一緒に使わせています。子供用のおもちゃではなく、大人が使って楽しいものを体験させるようにしています。

ヨガやピアノとソルフェージュはほぼ私の趣味の延長のようなものですが、親子で一緒にやっているので、内容はゆるゆるです。絶対音感のトレーニングやきらきらぼしのようなシンプルな曲を弾くことは3歳でも十分できます。

こういった芸術関連のものは、もう少し様々なことに触れる機会を作って本人が何が好きなのかを見極め、体がもう少し成長した段階で良い先生を探して、好きなものを習わせる予定です。

勉強の素地づくりは遊びから。段階的に刺激や取り組みを増やすと良い

0歳児には、毎日の読み聞かせ。感性を刺激し、絵本や新しいことを知るのを好きになってもらうこと。

日本語、英語を問わず、スキンシップをしながら読み聞かせをしましょう。

大好きなお父さん、お母さんの声で、カラフルなイラストを見ながら色々なことを知ることができる読み聞かせは、赤ちゃんにとって最高のスタートです。

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そして、童謡をたくさん聴き、繰り返し歌いましょう。

踊ったり身振り手振りをつけながら歌うと、あっというまに歌も覚えていきますよ🎶

歌はその後のフォニックスの勉強などにもどんどん役立ちますよ!

 

1歳児には、親と一緒に座ってお話を聞く機会をつくることと、手先を使いながら考える遊び(ブロックやパズル)を。

図書館の読み聞かせや、幼児教室などを利用して「座って、大人のお話を聞くこと」を、週1回、1時間くらいから、取り入れていきましょう。

最初は膝抱きで、一緒に座って、興味を持って先生のお話を聞きます。最初は慣れるまで落ち着かないこともありますが、毎週継続していくと「これはこういうものなのだ」とわかるようになります。

2歳くらいには、それが本人にとって当たり前のことになってくるので、徐々に一人でも座れるようになります。

ブロックやパズルも、お口に入れてしまっても大丈夫なものから使い始めて、どんどん手先の感覚や色彩感覚、形の概念といったものを刺激していくと良いですよ!

レゴのデュプロは5歳くらいまで使えるので、長く楽しめます。

パズルは、こういったセットで、徐々にピース数を上げていくと良いです。

最初は遊び方を教えるために一緒にやりながら、徐々に、一人でやる部分を増やしていきます。子どもが1つはめるたびに、ハイタッチをしたり、👍とやったり、大喜びしながら、ワイワイ楽しみましょう。

そのうち自分で遊ぶようになり、端っこからはめる、とか台紙にある線を見て合わせるとか、そういうことも自然に習得していきますよ!

あとは、少しタイプの違う、タングラムというものも面白いです。

付属の台紙がくり抜いてあるので、そこに積み木を当てはめて行きます。

タングラムは「図形を補助線で切り分けて考える力」がつくそうです。図形を立体視できるようになりそうですね!

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2歳からの運筆練習に役立つ文房具、ワークブック、その他便利だったもの

「運筆力」とは、自由自在に鉛筆を動かす力のこと。鉛筆の正しい持ち方や手の動かし方を練習し、字を一定の濃さで書くための「筆圧」を調節する訓練にもなります。

子どもは「どのくらい力を入れて書くと、どれくらいの濃さになるのか」「なめらかにスラスラ書くにはどうしたらよいか」などを知りません。ですから、最初は、遊ぶように、そして徐々に練習を重ねて身につけていくと良いのです。

一度、癖がついてしまうと修正するのはなかなか大変です。子どもの手にあった文具を選び、最初にしっかりと正しい持ち方を教えましょう。

運筆練習は、めいろの問題や線を引くワークブックを、2歳くらいから始めることができます。

鉛筆は、くもんのこどもえんぴつがオススメです。子どもの目に当たらない短めの長さになっており、三角のかたちで自然に正しい持ち方を覚えることができます。専用のえんぴつ削りが必要です。

この6Bは芯が柔らかくとても書きやすいので良いのですが、すぐに短くなってしまうのでえんぴつホルダーがあると便利でしょう。

クーピーもさんかく型のものがあると、お絵描きがどんどん上手になります。

ワークブックは、ダウンロードして印刷するタイプのものもたくさんありますが、こういった冊子がお手軽です。

私は自分自身が楽をするために・・・もとい、やりたいときにぱっとすぐ始められるように、えんぴつとワークブックのセットを買いました。

子どもが机に座ってくれた時に、着手するまでのハードルをできるだけ下げておくのは名案ですよ!

せっかく座ってくれたのに、そこからプリントを探したり印刷したりしていると、あっという間にタイミングを逃してしまいます。

”鉄は熱いうちに打て”をいつでも実行できるようにしておくのです!

折り紙も、手先が器用になりますね!

 

あとはこどもちゃれんじの教材の、ちょきぺたブックというものも楽しく取り組めましたよ!

 

3歳からは、文字をすべて認識した上で、字を書く練習をスタート。

もうえんぴつにも十分慣れ親しんでいるので、4Bでも大丈夫です。

お絵描きも随分上手になりました。

順番としてはひらがなよりもアルファベットの方が、シンプルで覚えやすいようでしたが、バランスよく、どれも1日数枚ずつ、やりすぎないのが長続きのポイントです。「もっとやりたいな」というくらいで終えると良いでしょう。

くもんのワークブックはご褒美シールや台紙がセットで付いているので、それも嬉しいです。

この辺りのワークブックがすらすら進められるようになってくると、お子さんも運筆力がついて書くことが楽しくなるので学習の習慣がつきやすくなるでしょう。

めいろや運筆練習、字を書く練習ではありますが、「ゴールまでぶつからないように、真ん中を通っていこうね!」「ここでピタッととめるよ!」などと楽しい声かけをしたり、「くるくるくるー」とか「ギザギザ〜」とか適当に歌を歌いながら書いたりすると、結構盛り上がります!

側から見たら、ただ親子でじゃれて遊んでいるだけに見えるかもしれませんが、とにかく楽しくやる、というのはものすごい効果を発揮します!

そんなやり方で大丈夫?と思うかもしれませんが、我が家では、3歳を過ぎた頃から、上のワークブック10枚程度とフォニックス、ピアノを毎日やることを習慣づけることに成功しています✌️

アルファベットとひらがながそろそろ自分で書けるようになったら、次のステップにはこちらの七田式のプリントAを考えています。

子どものやる気スイッチを入れる方法やタイミングを研究する

ポイントとしてはお子さんの眠い時間帯は避け、気分がノッているチャンスを見計らって取り組むことです。

または、歌を歌ったり、楽しい声かけをして、ノセてしまいます(笑)

子どもですから、気が向かない日などももちろんありますが、とにかく大事なのは決して怒らないことです。

トイレトレと同じで「怒られないためにやる」のではなく、「楽しいこと、嬉しいことがあるからやる」という方向に持って行きたいのです。

上手なオムツ外しにはコツがある。アメリカで人気のトイレトレーニング3daysプログラムの改良バージョンで楽しく成功体験を!

2016.11.05

 

0〜3歳の間は、何かができるようになった、新しいことを覚えた、ということの楽しさを知ってもらうことをとにかく大切にしましょう。

「できたらもうけもの」「ラッキー🎶」くらいな感じでやり始めて、徐々にその頻度が増えるのが理想的ですね。

毎日できなくても、上手にできなくても、何も問題は起きませんから!(爆)

心配しすぎないで、楽しみましょう❤️

 

私の場合は、どちらかというと、本人を褒めるチャンスを探すためにやっていたような気もします。

探せば、子どもを褒めるチャンスはいくらでもあります。

みたいな感じで、小さなことをどんどん見つけては褒めて、ニコニコで応援してください。何か一つでもできたら、一緒に喜んだり、ハイタッチしたり、ハグをしたりしましょう🍀

そんなわけで、0〜3歳のうちは

スキンシップ、愛情表現、自己肯定感&自己効力感を高めること>>>取り組みの出来栄え

という優先順位で良いと思います。

でもこれを実践していると、いつのまにか、出来栄えもよくなって来ます。

親はどっしりと構え、焦らず、でも「できるだけ毎日やろう」という気持ちを持って、どのようにしたらお子さんがその気になってくれるのか、声かけの方法やタイミングを研究しましょう😊

うちは「プリスクールに行く前の時間に取り組む」または「このプリントを終えたらいつもの公園に行く」というようなパターンをいくつか作って、その日の気分や身支度の進み具合などを見ながらどこかのタイミングで必ずサッと取り組むようにしてしまいました。

子どももそれに慣れ「終わったら公園行くー!」という感じで机に向かってくれています。やり始めればすぐ終わりますから、肝心なのは取り掛かりまでの時間をいかに短くするか、です。

どうやったらお子さんがやる気スイッチを入れてくれるのかを研究することで、お子さんの良いところにたくさん気づけるようになるかもしれません。しかも、それは他のことをスムーズにやりたいときにも役立ちます。

子どもはもともと好奇心が旺盛ですし、自ら何かを習得したいと思っている時には、大人が想像する以上の吸収力や集中力、エネルギーを発揮してくれます。

3歳くらいになると、それまでの積み重ねが一気に開花して来て、親も日々、喜びを感じられます。

ぜひ、読み聞かせや歌、遊ぶところから、スタートしてみてくださいね!