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ひな祭りで生魚デビュー⁉︎ アメリカで手に入る食材で、楽しい “Doll Party” !!

3/3はひな祭りの日ですね!

日本で飾られるような立派なお雛様は我が家にはありませんが、アメリカでも日本にゆかりのある女の子はみんな知っているひな祭り。

我が家に仲の良いお友達をお招きして、ちょっとしたパーティーを開きました。

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ひな祭りについて

アメリカのお友達をお誘いしてみよう!

子どもを迎えに行ったときにママさんたちに小さなお手紙を渡して、口頭でもお誘いしてみました。

教育熱心な親御さんの多い学校ということも手伝ってか、異文化の話題にも興味を示してくれたり、参加してくれたりする方が多いです。

On March 3rd, we celebrate Doll’s Festival in Japan!
Doll’s Festival is an event to pray for young girls’ growth and happiness.
Could you join us and celebrate together at our home?
There’s food and drinks and lots of fun activities!
R.S.V.P. by Feb 28th.

みたいな感じのレターです。ファンシーなお誘いの文章が書けなくても、みんな優しいのでわかってくれます。

以前は、子どものお友達ファミリーを誘うのはとても勇気がいることだったのですが、実行したときの子ども達の嬉しそうな笑顔を見ると、そういうものは吹き飛んでしまいます😊

R.S.V.P. というのはよく見かけますが、英語ではなく、フランス語で「repondez s’il vous plaît(返事を下さい)」の略なんだそうですよ!

お雛様

7段飾りを日本から持ってくるのは中々大変ですので、我が家はこういった感じのコンパクトなものを飾っています。

ひな祭りから学ぶ日本文化

ひな祭りの歌を子どもと聞いていると「ママー、ぼんぼりってなあに?」「桃の花ってどんなの?」「ごにんばやしって何?」戸言う感じで質問攻めにあいます。

なので、これも我が家恒例になりつつありますが、写真を見せたり、図鑑を出したりしながら、一つ一つ見せたり、ひな祭りに関する言葉や食べ物の由来を一緒に調べました。

昔、人形は人々を病気や不運から守ってくれると信じられていたこと、厄払いのために、川や海に紙人形を流していたが、江戸時代に入ってから人形を飾るようになったこと、ひな祭りの人形は昔の宮廷の優雅な衣装を身につけていること、などなどお話しします。

すると今度は「えどじだいってなあに?」etc…となるのは目に見えていますが、できる限りのことを伝えてあげると本人も納得するようなので、極力付き合います。

食べ物はちらし寿司、はまぐりのお吸い物、白酒、雛あられ、ひし餅などがメジャーなお雛祭りメニューです。これもまたそれぞれに意味があるそうです。

 

アメリカでも入手可能な食材で作る手まり寿司

お寿司はアメリカでもすっかり定着!

西海岸では、寿司は”Sushi”としてかなりポピュラーで、どこのグロッサリー(スーパーマーケット)に行っても、お惣菜コーナーにちょこっと並んでいるくらい人気があります。

ただ、私たちが普段日本で口にしているお寿司とは異なり、カリフォルニアロール風の物が多く、ご飯の中にカニサラダとアボカドが入っているような感じです。

一番右のなんかは、ソースの味が濃すぎて私はちょっと苦手です…。でも、こちらの方は、お寿司といえばこれをイメージしているかもしれません。

そんなこちらの文化的事情も考慮すると、よほどの日本好きな方でない限り、ちらし寿司はお寿司とはみなしてもらえない可能性があります・・・。

そういうわけで、今回はもう少しお寿司っぽい形で食べやすくて可愛らしい手まり寿司にすることにしました。

知らなかったNG食材(失敗談あり)

我が家でのパーティーでは、こんな感じでサーモンといくらの手まり寿司を作りました。

サーモンは焼いたものを乗せたものと生のもの2種類を用意。子どもの好きなコーンやハンバーグなどのお寿司も人気でした。

が、こちらの方って、いくらや魚卵はNGの方が結構いるんですよね😅あと、しらすみたいな、魚の形がそのまんまわかるものも、「ギョッ!」としちゃうみたいです(笑)

私はうっかり作ってしまいましたが、人気者のはずのいくらのお寿司だけが売れ残り、自分でたくさん食べることになりました(笑)

3歳半、ひな祭りで生魚デビュー。

我が子は鮭が大好きです。おにぎりの具はいつも鮭かシーチキンをリクエスト、焼いた鮭なんて、一人であっというまに平らげてしまいます。そして、厚焼き卵も大好物!

そこで、そろそろ大丈夫かな⁉︎と、上の手まり寿司を勧めてみたところ、ヴィジュアルも手伝ってか、パクリ!と一口。「鮭のお刺身美味しいね〜」と大満足のご様子でした。

マグロはあんまり興味が無いようなんですが、卵焼きと生鮭のお寿司が彼女のお気に入りになりました。

無理に食べさせる必要も無いとは思いますが、うちの場合はこんな感じの流れで、生魚を食べられるようになりました。

お友達のママが取り皿にお醤油をドボドボドボーっと入れ、醤油の味しかしないんじゃないかと思うような食べ方をしていましたが、顔に出さないくらいには私も成長したようです。